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試合後、子供を質問攻めにするのはやめましょう

2014年07月01日 07:06
「試合の後、子供を質問攻めにするのはやめましょう」 試合から帰ってきた子どもに対し、「今日どうだった?勝った?負けた?得点は?活躍した?フル出場できた?何点決めた?誰が決めた?最後のパスは誰がだした?打った?記録は?コーチに怒られた?褒められた?どんなフォーメーションでいった?ポジションはどこだった?・・・」 と、子供を質問攻めにするのはやめましょう。   試合でへとへとになった子も、あまり出られなかった子も、とりあえず家に帰ってきたのだからほっと落ち着きたい、と思うのは大人と一緒のはず、です。 ちょっと自分の立場に置き換えて考えてみましょう、か。 お父さんなら、仕事でへとへとに

河崎賢三医師インタビュー②

2014年05月27日 06:12
<スポーツ現場の安全とスポーツ障害について> Q:安全面の管理、というところに保護者としては非常に関心があるのですが、その点に関してはいかがでしょう? A:大きな役割を担ってくれるのは、「養護教員」だと思います。養護の先生がスポーツ外傷や障害においても対応できるような体制になればいいですね。もしくは、教員免許を持ったアスレティックトレーナーが、学校に入っていくような流れも出来てきたらいいですね。 お一人ではなかなか大変だと思いますから、2人体制がいいと思いますが・・・。   Q:ジュニア期に気を付けてほしいスポーツ障害はなんでしょう? A:一番はやはり、やり過ぎにやるものですね。野球

河崎賢三医師インタビュー①

2014年05月26日 09:09
  <スポーツ現場での安全管理について> Q:トレーナーやドクターのいないスポーツ現場では、ケガの対応はコーチや保護者が基本対応していると思います。万が一に備えて身につけておいてほしいスキルや知識、事前に準備しておくべきことはなんでしょう? A:やはり頻度は少ないのですが、命に関わること、への事前準備は絶対必要ですね。コンタクトスポーツにおいてはもちろんですが、バレーボールのように2つに分かれてプレーするような場合でも、自チームの子とぶつかる、ということもあります。ですから、心臓震とうへの対応、ということでAEDの使用、心肺蘇生法の知識を身につけておいてほしいですね。特に指導者には必

谷医師インタビュー(脳震とうについて)②

2014年05月18日 17:11
  Q:スポーツ活動中に頭を打ったり、大きく揺さぶられたりして、でも症状も軽く、とりあえず様子を見ようかな?という時、何分くらい様子をみればよい、というような指針はありますか? A:何分、ということではなく、脳震とうかな?と思ったらその日はやめた方が良いです。   Q:では脳震盪の症状のチェックをし、バランステストもし、何も問題がなければプレーに復帰可、ということでしょうか? A:それで良いと思います。脳震とうの症状もなく、バランスも問題なければ脳震とうではないんだね、という事でプレーに参加させて良いでしょう。   Q:頭部を外傷し、子供が頭痛を訴えてきた場合、市

谷医師インタビュー(脳震とうについて)①

2014年05月14日 05:58
  Q:一般の人が「脳震とう」について参考にすべきもの、もしくは情報を教えてください。 A:我々、臨床スポーツ医学会の脳神経外科部会が出しているこちらを参考にしていただければと思います。 「スポーツ現場における脳震とうの評価」 これは一般の人も自由にダウンロードできます。   Q:「脳震とう」は何が怖いですか? A:頭に強い衝撃を受け、外傷を受けると頭の中で出血していることもある、ということ、ですね。これは「急性硬膜下血腫」というのですが、これは致死率が約40%くらいあるんです。これが怖いですね。 ですから、それが起きているか起きていないか、をすぐに知らなければいけないわ

【ファーストエイド:多くのコーチがトレーニング不足】

2014年04月29日 22:07
moms team  "First-Aid: Many Youth Coaches Lack...

【親が子供を守るためにできる7つの事」(moms teamより)

2014年04月29日 20:58
moms team  "Youth Sports Safety: Seven Things Parents Can Do To Protect Their...

山本晃永氏インタビュー③

2014年04月15日 16:00
  <保護者の役割> Q:スポーツの現場や家庭で、保護者ができる事はなんでしょう? A:技術面に関しては、見守る、というスタンスが良いと思います。あとは、安全な環境作りと、健全な体を作るための家庭でのサポート(食事や睡眠)に徹していただければ、と思います。    Q:トレーナーや医師が存在しない少年団や部活動において、子どもたちの安全を確保するためにできる具体的な取り組み方法や期待する役割などがあれば教えてください。 A:起こったケガに対しての基本的な対応の流れ作りなどがチームでなければ保護者で作っておいた方が良いと思いますね。   Q:スポーツでケガを

山本晃永氏インタビュー②

2014年04月14日 15:34
  <アスレティックトレーナーというプロフェッショナルについて>  Q:アスレティックトレーナーとは、どんな知識やスキルを持った人ですか? A:スポーツ医科学全般の知識を持っている、というのは一般的ですが、一番知って頂きたいのは、選手のケガ後から復帰までに関して、日本の医療では、ADL(Activities of Daily...

山本晃永氏インタビュー①

2014年04月14日 06:02
  <ワイズアスリートサポートについて> Q:ワイズアスリートサポートには様々なサービスがあり、どれも素晴らしいのですが、特にスポーツキッズをお持ちの多くのスポーツペアレンツの皆さまが興味を持つ以下のサービス内容をご紹介いただけますか?   ◆チームサポート Q:どんなサービスでしょう? A:フィジカル、メディカル、そして栄養、の3本柱でチームの必要に応じたサポートを行うサービスです。多くは中学や高校の部活がメインとなるのですが、学校や父母会の予算もありますので、それに応じてプランを立てます。 まずフィジカルサポートでは、年間計画を立て、そしてそれをシーズンに区分けし、必要
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