「今」上手いかどうかは、それほど大切では、ない
2014年07月02日 13:40
みなさんは、わが子のプレーにやきもきしたり、イライラしたり、他の子と比べてはいけない、と思っていても、上手い子のプレーをみると、何でうちの子は・・・?
なんて思ってしまうスポーツペアレンツではありませんか?
しかし、ジュニア期においては、「今」上手いかどうかは、それほど大切ではありません。
特に、小学生くらいであれば、それぞれ子ども達の体格にも差がありますし、新しい動きに対しての呑み込みの速さ、にも個人差があります。
すぐにできてしまう子もいれば、何度同じことを言ってもなかなかできない子もいます。
もし、皆さんのお子さんが後者のタイプであっても、決して焦ったりイライラしたりしないでください。
お子さんが「上手いか下手か」ではなく、「夢中になっているか」を見てほしいと思います。
「今」レギュラーになれない、とか「今」上手にプレーできない、とか、よりも大切なことがあります。
それは、「お子さんがそのスポーツに夢中になっているか」、ということ、です。子ども達は失敗を繰り返しながら成長していきます。
失敗するたびに周りから「失敗するな!」と言われると、チャレンジすることをためらいます。
チャレンジし、失敗し、そしてまたチャレンジしたことが成功することで、「スポーツって面白い!」と子どもが感じることができれば、やがて花開くときがきっとくるはずです!
何より保護者がわが子を信じてあげることが大切なのです。焦らず、ゆっくり見守っていきましょう。
K. Murata(SPJ 代表)