「大丈夫?」はNGワードです
2014年09月18日 13:50
「大丈夫?」はNGワード、と、セミナーでも繰り返し伝えています。
体調が悪い子、怪我をした選手、に、「大丈夫? 」と聞けば、どんなに辛くても、ほとんどの選手は「大丈夫です!!」と答えます。
脳震盪でフラフラしていても、暑さで吐気がひどい時でも、捻って足が全く動かせない状況でも、「大丈夫?」には、「大丈夫っす!」って、答えてしまうもの、です。
見た目にすぐわかるケガなら、医師やトレーナーでない人でも、「いや、いったんプレー中止しよう。」と言えるかもしれませんが、外から見えない怪我に対しては、子供や選手たちの言葉、そのままを受け取って、「本人が大丈夫って言ってるし…」と引き下がってしまうかもしれません。
ですから、「ん?」と思う子には、まずこう話しかけてください。
「どうした?」
こう聞くと、選手本人から、症状を話してくれることが多い、と言うのが私の経験談、です。