サイドラインコーチになるのは控えましょう
2013年10月22日 09:40
とあるジュニアサッカーゲームでの一コマ。
「走れよ!ちんたらしてるな!そっち!あっち!奥ががら空きだぞ!〇番マーク、マーク!気を抜くなって!パスだ!ドリブルだ!声出せ!前だ!後ろだ!なんだそのプレー!やる気を出せ!いけっつってんだろ!」
。。。書いているだけでむなしくなってしまうのですが、これらの言葉は、子ども達のやる気スイッチをターンオフしてしまう言葉です。
(写真はイメージです)
コーチングはコーチにお任せするのが基本です。
皆さんはどんな時でも子ども達を応援してくれるサポーター的存在でいてください。
プレー上の注意はコーチがします。
指示もコーチが出します。
子ども達の普段の練習を見てくれているコーチの指示を子どもたちは聞きたいはずです。
そこを、あーでもない、こーでもない、という親の叫び声が聞こえてしまうと、集中できません。
コーチも指示が出しづらいでしょう。
親が「もっと前に出て積極的にプレーしたらいいのに!」と思っていても、子どもはコーチから、「後ろをしっかり守り、チャンスの時に出ろ!」、という指示がでているかもしれません。
子ども達は果敢にチャレンジします、失敗もします、でもそういうことを経験しながら上手くなっていくのです。
「もっと~したらいいのに!」と思うことは心の中にしまい、ポジティブな応援に徹しましょう。
Kazue Murata(SPJ 代表)