STOP!スポーツ事故・事件

スポーツで事故は起きます。   

  

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そして悲しいですが、事件性の強いものも中にはあります。

 

全ての子どもたちが「安全」で「安心」な環境でスポーツをすることができるように、保護者としてできること。

 

それは、まず意識を変えること。実際に起こった事実を知り、どうすれば再発を起こさないようにできるのか?を考え、行動することです。

 

2012年 10月1日 毎日新聞 社説 「スポーツ事故 子どもたちを守れ」より ・・・

学校における体育活動中の事故について文部科学省の有識者会議が初めてまとめた報告書によると、2009年度までの12年間に全国の小中学校と高校で死亡事故が470件重度の障害が残る事故が120件起きていた。年間約50件の計算だ。

 

2013年 8月21日 朝日新聞より・・・

中学、高校の部活動中に、治療が必要なけがが年間26万件起きていることが、日本体育協会の研究班の調査でわかった。骨折は7万5千件あり、治療費が月10万円以上かかった頭や首の重いけがも約500件あった。命にかかわる深刻なけがも少なくないことから、研究班は予防指針作りに乗り出した。2009~11年度の3年間、日本スポーツ振興センターに届け出のあったけがを調べた。サッカー、野球、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、テニス、剣道、柔道、体操(新体操を含む)、水泳、陸上競技の11競技で分析した。

我々がニュースで目にしたり聞いたりするのはほんの一部なんです。

 

470件、120件・・・と数字なんかでまとめたくない。

 

亡くなったお子さんや、重度の障害を負ったお子さんには、未来があった、色んな可能性があった、そして彼らを愛する家族がいました。その家族たちの想いを私たちはもっと知らなくてはいけません。

 

原因の分析や解明では知り得ない、家族達の思いや苦しみ。

 

まさかわが子が、運動中に、部活中に命を落とすなんて、重度の障害を抱えるなんて、誰も思わないでしょう。

 

「行ってきます」と練習に出かけた我が子が、二度と帰ってこないなんて、想像もしないでしょう。

 

しかし、起きてしまうのです。そして、起きているのです。我々はもっと知らなくてはいけません。

 

実際に起こったことを知ることで、スポーツ活動での安全に対する意識が変わり、そのことでわが子を守れるかもしれない。チームの子どもを守れるかもしれない。

 

もう二度と、悲しい思いをする人を出さないよう、何か行動を起こせるかもしれない。

 

 

我々は何ができるのか?今一度考えるきっかけにして欲しい、と願い、この情報をお伝えします。

 

取材記事は、取材に応じていただいた方々の同意を得て、掲載させていただいております。

ご協力いただきました皆さま、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

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